♪人間って本当は何にもできないんですね田中さん 

♪人間って本当は何にもできないんですね田中さん
(「BOSA2」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA、Az 15歳)

アベベは走っていた
シマウマが抜いた
人間って本当は何にもできないんですね田中さん
力道山はチョップしていた
ライオンが噛んだ
人間って本当は何にもできないんですね田中さん

答えてください、田中さん
人間には、人間には、何が出来るんですか?

長崎は泳いでいた
サンマが抜いた
人間って本当は何にもできないんですね田中さん
猪木は戦っていた
熊が投げた
人間って本当は何にもできないんですね田中さん

答えてください、田中さん
人間には、人間には、何が出来るんですか?

前述の天才、Azと「少年らしい発見」の唄を歌っています。人間には、実はたいしたことはできないのだ、と。人間や、世界や、宇宙全体といった大きなモノが、その人にとってどう関わるのかは、彼自身が少年時代に決定される問題です。この曲の場合、「田中さん」が、「これまでの人間にはたいしたことはできなかったが、君には何かできるかもしれない」とそっとささやいてくれたら、その人は偉人になったことでしょう。

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