♪わお!奴が帰って来ない 待ち人、来ず。

♪わお!奴が帰って来ない
(「OUT OF AMEDAMA」より。作詞・作曲 by BOSA、演奏 by BOSA 21歳)

僕とCHURIは同じ大学で、二人とも貧乏・激安ハイツに一人暮らししていたわけですが、僕は、ときどき奴(=彼)の部屋に上がり込んで、彼の買い込んだ「高級な」お菓子を食べたり、ギターを弾いていたりしていたものです。ある夜などは、あまり大きな音でギターを弾いていたのでしょう、上の人から「いい加減にしろっ!」と怒鳴られてしまいました。そんなとき、僕はいっそう大きな音でギターをかきならし、大きな声で歌までつけて・・・っ。

いま、それやると、事件になるから。みなさん、どうか「公共のマナー」を守って生活しましょうね。さて、この曲は、そんな彼の部屋に上がり込んだ僕に対して「ちょっと出かけてくる」と言い残して、帰ってこない奴を待つ間に作った曲です。録音機材を持ち込んでいたということは、セッションか何かをしようとしていたのでしょう。僕の期待は多いに裏切られ、腹いせに、彼の部屋で大きな音をたてながら、この曲を録音した・・・と、そういう思い出です。

二階の人、ごめんなさい。もう遅い?

♪1101-1101 ‘S8 難しい歌詞

♪07-1101-1101 ‘S8
(「ぼさびー」より。作詞・作曲 by BOSA、演奏 by BOSA&CHURI 16歳)

「最近、君の書く詩がつまらないから、面白いのを頼む」と、CHURIにお願いして、届いた歌詞がこれ。タイトルからしてよくわからない。多分、1985=>’85というのを逆さまに書いているのでしょう。書いてある内容も、漢字もろくによめず、冒頭のような失礼な注文をした当時の僕は、すっかり返り討ちにあってしまった、という、そんな思い出の1曲です。

ま、彼も僕も演奏はボロボロです。「ふつうの」曲でお耳直しをすることをおすすめします。すみません。

♪聖徳太子よ、大志を抱け 「お札の人」が変わったんだよね

♪聖徳太子よ、大志を抱け
(「BOSA6」より。作詞 by CHURI 作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 17歳)

昭和59年11月1日。長らく、1万円の顔であった、「聖徳太子」が「福沢諭吉」に変更になりました。発行されたばかりの新紙幣は、なんだか紙幣としての重みがなく、ニセモノのようで。CHURIは、そのことを長い歌詞にしました。僕はギターとハーモニカでそれを長い歌にしました。「太子」と「大志」。ただそれだけの駄洒落から発想しただけなんだろ?(>CHURI)

PS)いまでは、もう福沢諭吉さまにすっかりお世話になっていますよね。この曲でさんざんバカにしたから、最近、僕のところにあまりお見えにならないのでしょうか?気を悪くしていたら、どうぞお許しください。束でお見えになっても歓迎します。